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生きやすさのヒント!(118)行きがかり上で…2018.10.31 Wednesday
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(1)りぼーんのつぶやき
(2)今月のブログ
(3)編集後記++-------------------------------------------------------------------------++
(1)りぼーんのつぶやき++-------------------------------------------------------------------------++
■行きがかり上で…
A:どうして都会からそんな田舎に引っ越したんですか?
前から計画していたんですか?
B:いやぜんぜん、
行きがかり上、
楽しくなりそうだったしね。
50歳を過ぎて田舎暮らしを始めた人との会話です。
ここで大きく私の関心を引いたのが
「行きがかり上」という、
なんともラフで無責任にも感じられる表現です。
行きがかり上で長年住んでいた所から引っ越す?
普通ないですよねぇ…
でも、なんだかイイ響きを感じたのです。
とらわれなく軽やかさを想わせる表現。
将来については
本来、先々のことまで考えて
計画的にコトを進めるのが
一般的なんでしょうけど…。
そう思いながら、
万全を期しても
その通りにならないことがあります。
いや、その方が多いかも。
また
プラン通りに進まない状態が
いっそう加速しそうなのが
これからの時代じゃないかなぁ….とも思います。
※プラン外で上手くいくことも多発する時代
「行きがかり上」というと
そのあとに続く文章は
「仕方なく〜〜した」…と続きそうですが、
ここで言う「行きがかり上」は
「流れに沿ってみる」という意味あいにつながります。
何か選択を迫られた時
とことん悩んでやらないより
サラ〜ッと流れに身を任せてみる感じです。
そもそも
私たちがこの世に生を受けたこと自体
自身の意思ではないのですから
ある意味 “ 行きがかり上 ” です。
そう考えると
必要以上に思い悩み、自責し
日々を暗く沈ませるより
とりあえずイイかな....と思う方に乗ってみて
ダメなら
軽く方向転換するのもアリではないか…と。
もし、
悩みの渦に巻き込まれそうにな時
このように思考をシフトできれば
囚われた考えから抜け出せそうです。
悩みの中には
・自身が起こした事からくる後悔や
・集団の中の同調圧力による囚われ
・降りかかった災難への対応
いろいろあります。
そんな人生の中のビターな味わいを
「行きがかり上」として捉えてみる。
そうすると
難題すらも人生のすべてではなく
一生の中のほんの一部の出来事のように
眺められます。
その時点で既にそれは難題ではなく
取り扱い可能なまでにサイズダウンしているはず。
え、そんなにうまくいく?
なんて
この思考を試してみようかどうか迷っていますか?
その迷いも「行きがかり上」で捉えるとどうなるでしょうか?
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(2)今月のブログ
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・本質を突いてるわコレ!
・映画「あん」
・さよなら、田中さん
・季節外れの紫陽花
・自分が高齢になるということ
・小さな穴が巨船を沈める
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(3)編集後記
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正しいとか、間違ってるとか
そんな考え方が度外視された感のある
ジュリーのコンサートドタキャン騒動。
一般的には間違いだと判断する人の声も
たくさん報道されていましたね。
でも迷惑を被ったファンたちの多くが
「いいのよ、ジュリーだから」的な思いを
語ってはりました。
通念上の正しさは確かにあるのだろうけど
それがすべてに該当するわけではなさそうだと
感じる一件でした。
分かっちゃいるけどやめられない
だ・か・ら
→痩せられない…とか
→子どもに口を出し過ぎる…とか
→不倫を続ける…とか。
私たちは正しさだけではケリをつけられない
事だらけの中で生きているんだろうなぁ。
それにしても私には強烈に思いを寄せる対象等
なくジュリーファンを羨ましくも感じます。
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